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TR-134に付属してたトランペットケース(外側)
[The Trumpet Case comes to the TR-134 (Outside)]
  TR-134の『【商品説明】のコメント』の所でも、『ケースはかなりの使用感があり、側面前所有団体のお名前が書かれています。』と書いてある通り、付属のケースは 内外とも、かなり状態が悪かった。ここでは、外部のメンテの記録を掲載するが、ケースの内部についても状態は良くない(メンテを必要とする)ので、後日upするつもりだ。

NIKKAN TRUMPET TR-134 in the case
↑付属してたケースに入った TR-134

  本体はニッカン のトランペットだが、付属してきたケースは、ヤマハで、蓋の外側に『YAMAHA』のプレートが貼られてる。

Plate of LOGO (YAMAHA JAPAN)
↑YAMAHA JAPANのロゴ入りプレート

  ケースの外側の色は、黒ではなくて、gray(灰色)ということになると思うが、直観的には『A little bluish dark gray(少し青みがかったダークグレー)』って感じかな。とにかく色の写り方は、黒いケースよりも、光線の具合でかなり違ってくる。 (昼の窓の近くで写真を撮った上の写真のプレートの外側の色が普段の色に近い気がする)
  まず、ケースの取っ手だが、べたべた。何のためにか、セロテープか何か、粘着性のものを巻いていたらしく(セロテープの切れ端みたいなのが、少し残ってた)、そのべたべたは何とかしたかった。

Handle of the case of TR-134 (bfore)
↑ケースの取っ手部分(処理前)

  ベンジンで拭くとべたべたは取れても、プラスチックが溶けそうだったので、台所の中性洗剤をペーパータオルに含ませて、水をつけて拭いた。何度か拭くとそれなりにべたべたは取れて来た。 仕上げに、アルコール(無水エタノール)をティッシュに少し含ませて拭いた。(※ これは事前に目立たない場所で試して、溶けないことを確認してから行うこと

Handle of the case of TR-134 (after)
↑ケースの取っ手部分(処理後:これも昼に窓近くで撮った)

  これで取っ手を持っても、違和感は無くなった。

  ちなみに、Google Chromeで『無水エタノールで溶けるプラスチック』と検索したら、以下のように出てきた。

AI による概要(【Gemini】やね。頼んでもないのに…

詳細 無水エタノールで溶けるプラスチックの種類はいくつかあります。ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩化ビニール(PVC)は一般的に安全ですが、それ以外のプラスチックは注意が必要です。例えば、スチロール樹脂(PS)、 AS樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール(PVA)などは変質する可能性があります。

無水エタノールで溶ける可能性があるプラスチックの例:
  1. スチロール樹脂 (PS)
  2. AS樹脂
  3. ABS樹脂
  4. アクリル樹脂
  5. ポリビニルアルコール (PVA)
  6. 一部の塩化ビニール (PVC)
  7. ナイロン
無水エタノールで安全なプラスチックの例:
ポリエチレン (PE)、ポリプロピレン (PP)、 硬質塩化ビニール (PVC)。

注意点:
  1. プラスチック製品を無水エタノールで拭く場合、事前に目立たない場所で試してから行うことをおすすめします。
  2. アルコールをたくさん含むものは、ガラスやポリエチレン、ポリプロピレン製の容器以外は避けた方が良いです。
  3. プラスチック製品をアルコールで拭きすぎると、小さなヒビが入ったり、表面が曇ったりすることがあります。
その他:
  1. 無水エタノールを薄めて使う場合は、水道水ではなく精製水を使用するのがおすすめです。
  2. 食品保存用の瓶を消毒する場合は、無水エタノールを精製水で薄めた消毒用エタノールを使用してください。
生成 AI は試験運用中です。


  くれぐれもご注意!
  あとは、『側面前所有団体のお名前』について。下のような文字が書かれていた。(団体を特定されないように一部モザイク処理した)

BackSide of the case of TR-134 (origin)
↑ケース後側(吹込桂のくる側)に『**小』の文字

  白のエナメルで書いたと思われる文字。元は『**小学校』の備品だったようだが、紙シールが貼られてて、その下にも文字があるようだ。さすがに大きく、くっきり書かれた『前の所有団体のお名前』は何とかしたい。

BackSide of the case of TR-134 (1 to 4)
↑左から順に[図1][図2][図3][図4]

[図1]
 上の写真と一緒。元画像を90度回転して、縮小したもの。

[図2]
 はじめは結構単純に、
コンドル・トランペットのケースのとこでやったのと同じように、シートの穴をふさぐテープを貼れば覆い隠せるだろう)くらいに考えていたが、黒ではない灰色の色目を 合わせることは難しかった。正直言うと、
(黒じゃないし、灰色で良いか!)くらいにeasyにしか考えてなかったが、結果は御覧の通り!

[図3]
 ところが、
(これはダメだ!)って思って、粘着テープを剥すと『怪我の功名』というべきか、紙シールの表面が剥がれ、白のエナメルの文字も剥がれて薄くなっているような…。

[図4]
『どっちみちこのテープは、色が合わなくて使えないんだし、紙シールを剥すために使おう』ってことで、何度か『テープを貼って剥がして』を繰り返した。(そもそも、灰色テープは紙シールや白文字を覆い隠すために買った)

BackSide of the case of TR-134 (5 to 8)
↑左から順に[図5][図6][図7][図8]

[図5]
(まてよ、これは紙やから、水に濡らしたら剥がれるんじゃないかな)って思い、ボロ布を水に浸し、搾って拭いてみた。
(イケる!)って思った。テープ貼り付けてネチネチやるよりも、こちらの方がもっと効率良く剥がせた。

[図6]
 紙シールを剥がすと、『No3』という文字と、白線が出てきた。

[図7]
 あとは『テープを貼って剥がして』の繰り返し。(写真は剥したテープを置いて撮った)回数を重ねるごとにエナメルは剥がれて、文字は薄くなる。

[図8]
 テープはまだ十分残っているが、もう飽きてきた…。

BackSide of the case of TR-134 (9) ←[図9]([図8]の部分拡大)

  まだ十分、『No3』も『**小』の文字も分かるが、
(あとは黒のマジックで塗ってやれば、イケるんじゃないかな)って思ったので、塗ってみた。
  本気でリペアしたければ、アクリル絵の具あたりで、ケースの色目に合わせて色を作って塗れば、分からないようにできるとは思うが、ま、素人の作業だし、今のところはそこまで拘らないことにする。
  ちなみに自分はリペアの色合わせはやったことは無いが、油絵や水彩画、アクリル画も描いたことはあり、ここの友達サイト(絵画の部屋)で、作品をアップしていて、 一般に『絵具は乾くと明るくなる(水分や油分が蒸発すると白っぽくなる)』というイメージを持っている。色目を合わせる際には、そのことを念頭に置かれて作業をされた方が良いかもしれない。

BackSide of the case of TR-134 (10 to 13)
↑左から順に[図10][図11][図12][図13]

[図10]
 [図9]の部分を黒マジックで塗った。(一度目。使ったマジックは数年前に買って引き出しにしまっていた『サクラのなまえペン』。今はもっといいのがいっぱい出てるんだろうけど…)

[図11]
 [図10]を乾かした後、同じマジックでその上をなぞった。右下の乾いてない黒マジックのインク(『小』の文字)が、確認できる。(二度塗り)

[図12]
 [図11]を乾かした。少し馴染んできたかな?少なくとも黒っぽい部分が目立たなくなった気がする。(乾いて『明るく』なった!光量のせい?)

[図13]
 写真画像も光の当て方や撮り方によってかなり変わる。これは前の[図12]と同じ状態のものを撮った画像だが、光の当て方が違う。[図10]、[図11]、[図12]については、『**小』の『**』の部分には、念のためにモザイクをかけているが、この画像はモザイクはかけてない。

  もっと、大きくしてみると、

BackSide of the case of TR-134 (14)
↑[図13]と同じ画像([図13]の拡大図:モザイクなし)

ま、このくらいなら、気にせずに十分使えそうだ。
  写真を見ると金具の位置がずれているが、蓋の開閉は普通にできるし、これで取り立てて不満はない!ケースの外部については…。

※ これによって生じる、いかなる不利益も補償いたしませんので、トライされる方は自己責任でお願いします。
※ シンナーやブラシクリーナー等を使った方がより効率的にエナメルを除去できるかもしれませんが、ケース自体をダメにする可能性もありますので、ご注意!
(May '25)
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