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ワインボトルのコルクを使ったWater keyの修理(RawBrassのCONDOR)

  落札したRawBrassのCONDORトランペットRCと呼ぶことにする)、マウスピースも抜けない状態なので、マウスピースを熱湯消毒した後、吹いてみると鳴らない。
(お安く落札できたけどガラクタだったか!)と思い、よく見るとWater keyの先のコルクがない!さすがに、これでは息が漏れてトランペットの音にはならない。
Water key   前のLacquerのCONDORトランペットLCと呼ぶことにする)の時は、朽ちたコルクがくっついていたので、それを取り除くことから始めなければいけなかったが、今回は その手間は省けて、Water keyの先をエチルアルコールで拭いてコルクを貼り付ければ良いだけだった。
LCの時はヤマハのコルクでイケたし、まだストックが残ってたはず…)と思ったがRCのWater keyの先をよく見ると、径が小さいような…。
RC&LCのWater key部分 RC(左)とLC(右)のWater key部分

  上の写真画像はコルク装着後に撮ったもので、手前にRC、少し奥にLCを置いて撮影した。奥の方のLCのWater keyの方が大きく見えないだろうか?今日 ('24_11_29;写真の撮影日も同じ)実測してみると、それぞれの径は、RC:8.5mm、LC:11mmで、LCの方が大きく見えるのは 目の錯覚ではない。
  これは、LCにぴったりのヤマハ用のコルクをRCに取り付けようとしてもはみ出してしまうということで、どうしてもそれを使いたければそれを削るしかないし、RC用の コルクがどこかで売られているという可能性も薄い。
(どうせ加工しなければいけないんだったら、ストックしてあるワインのコルク栓を使ってみるか!)随分前に『切って細工すれば使えそう』とか思って、消耗品のWater key用のコルクとして、ワインのコルク栓を何個かストックしてあった。
corks&cork ↑ワインボトルのコルクのストック(左)とスライスしたコルク(右)

  ワインボトルのコルクの1つをカッターナイフでスライスした。(少し厚めに目分量で)半分くらいに割れてしまったが、Water key用にはこれで十分そうだ。
  あとはWater keyのカップに入るサイズに整形。最初はカッターを使ってちまちまとやってみたが、なかなかはかどらない。結局、ハサミを使ってチョッキン、チョッキン…。 ま、何とかカップには入るし、Tunning Slideに栓ができればいいか!
Tunning SlideとWater key ↑カップに接着剤で取り付けたコルク(左)とTunning Slide&Water key(右)

  Water keyのカップに入るサイズにしたコルクを接着剤(100均の万能ボンド)で取り付けた。サイズ的にはTunning Slide側の穴をカバーできている。
現在のWater key ↑現在のWater keyを開いたとき(左)と閉じたとき(右)

  プロから見たら問題ありそうなんだけど、息もwaterも漏れてないし、これで十分使えてるから良しとする!
(Nov. '24)
※ これによって生じる、いかなる不利益も補償いたしませんので、トライされる方は自己責任でお願いします。
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