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Water keyの修理(KAWAI KTR-52L)
2014年3月、自宅で練習中に、KAWAI KTR-52Lの3rd.valve slide(
第3抜差外管
)を落下させてしまった。 自宅の練習場所は防音室で、床は板張り。
「カン!」とか鈍い音がして、
(やばい!)と思って拾い上げたら、Water key(
唾抜腕
)が真っ二つ!しげしげと確認してみると、幸いなこと(?)に、Water keyが真っ二つになることで衝撃が吸収されたのか、他の部分は変形してないようだった。
↑真っ二つのWater key(コルクも替え時っぽいが…)
↑Water key取り付け部も少し歪んでる
普通、可動式の3rd.valve slideには、様々な形状のストッパー(
22〜29の調節*
)がついているのだが、この機種にはついてない。(『だから落ちた!』とも言える?)
↑3rd.valve slideにストッパーはついてない
↑こちらもストッパーは確認できない
とりあえずネット検索して、使えそうな代替品を検索してみた。もう何年も前に生産終了になってる機種だし、
(純正品が見つかることはない)とは思ったが。
当時、検索してヒットした中で、最も安かったのは、3,000円台。もちろん、送料等は別。前にも書いたが、JEWEL:KTR-52Lの落札金額は、7,000円。合うかどうかも分からないWater keyの代替品に3,000円以上も出したくない!(実際後日、結構お安くなったWater keyを見つけて、購入して合わせてみたが、微妙に曲がり方が違っていてこの機種には取り付けられなかった。曲がりを修正しようとすると『ポキン!』と折れそうだったからだ)
(直してみようかな…)道具箱の片隅にあった電気部品(多分、車のパーツ販売店で買った)を見つけたとき、そう思った。
↑電気部品(ギボシ端子オス)と折れたWater keyとペンチ
↑電気部品をラジオペンチで広げる(左下は失敗作)
↑広がった電気部品と折れたWater key(中央下は失敗作)
電気部品を折れたWater keyに取り付けてみると…。
↑折れたWater keyに電気部品を取り付けてみた(右中央は失敗作)
↑こんな感じで…
↑形を整えると…
あとは接着。
(はんだ付けしなくても、100均のエポキシ系の接着剤でイケそう…)ってことで、
↑分解したの
あとは接着。
↑接着剤を塗った
↑取り付けてさらに接着剤マシマシ
↑12時間硬化なので十分乾燥
↑曲がってたWater key取り付け部(支柱)も補正
↑乾いた!
↑取り付け後
↑これで完成!
この後、特に何の支障もなく使ことができた。めでたし、めでたし…。
(これによって生じる、いかなる不利益も補償いたしませんので、トライされる方は自己責任でお願いします)
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