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ヤマト・トランペットの分解洗浄
[Disassembly and cleaning of YAMATO TRUMPET Bb]

  Yamato トランペット (本体)をNikkanのマウスピース付きで、get。商品より送料が高かった。

YAMATO TRUMPET(side)

↑YAMATO TRUMPET Bb(side)

  【動作未確認】とはいえ、スライドの固着等はなく、バルブも動く。(状態はそんなに悪くない)今まで、『ヤマト製』というトランペットは見たことが無かったし、古い国産トランペットを吹いても見たかったのだ。
YAMATO TRUMPET(front)
←YAMATO TRUMPET Bb(front)

  『YAMATO KANGAKKIとは』でGoogle検索してみた。

AI による概要【Gemini】
YAMATO(ヤマト)管楽器とは、主に信号ラッパを製造している日本のメーカー、株式会社ヤマトの管楽器のことです。特に、100年以上の歴史を持つ信号ラッパは、自衛隊や消防団で広く使用されており、信頼性の高い国産品として知られています。
詳細:
信号ラッパ:

YAMATOの信号ラッパは、ビューグル(bugle)とも呼ばれ、二ツ巻タイプ(Y3002, Y3002S)と三ツ巻タイプ(Y3003, E3003, E3003S)があります。
特徴:
イタリアのトランペッターも愛用したポケットカンタービレトランペットの製作技術が用いられており、その鳴りの良さが特徴です。
素材と仕上げ:
ラッカー仕上げの他に、銀メッキや金メッキ、ピンクゴールド仕上げなどの特注メッキも可能です。
使用用途:
自衛隊や消防団、消防関係などで使用されることが多いです。
その他:
マウスピースやハードケースなどの小物類も販売されています。
YAMATOの信号ラッパは、その品質と信頼性から、多くの奏者に愛用されています。


  知らんかった。YMAHAはさすがに知らない訳ないけど、YAMATOは戦艦か、奈良しかイメージが無かった…。そういえば、ビューグルは吹いたことないかも。(どっかで見た記憶はあるけどね。中学校の音楽準備室かな? あこにあったんやったら、絶対吹いてるなー。好奇心いっぱいの中1やったからね。ちなみに、あそこにあった尺八は吹いた。「首振り八年やぞ!」「そうじゃない!」とか言いあって、首振りながら、寄ってたかって変な音出してた)

The Mark of YAMATOKANGAKKI
←ベルに刻まれた文字

  ベルには以下の文字が刻まれている。
Yamato
YAMATOKANGAKKI
JAPAN.TOKYO


  ベルにも刻まれていたし『YAMATO KANGAKKIとは』で、相性の良かったCopilotにも聞いてみた。

【Copilot】
「YAMATO KANGAKKI(ヤマト管楽器)」は、特に信号ラッパ(ビューグル)の製造で知られる日本の楽器ブランドです。100年以上の歴史を持ち、自衛隊や消防団などで広く使用されている信頼の国産ラッパとして、多くの奏者に愛用されています。
特徴としては:
  1. 二ツ巻・三ツ巻タイプなど、用途に応じたモデル展開
  2. 金メッキや銀メッキなど、見た目や音色にこだわった仕上げ
  3. 専用マウスピースやハードケースなどのアクセサリーも充実
もし、実際に見てみたい・吹いてみたいということであれば、地元の楽器店やイベントでの展示などもチェックしてみると面白いかもしれませんね。音楽にご興味ありますか?それともこのラッパに何か特別な思い出が?

初めて知ったことやし、特別な思い出なんてない…。
The Logo of TOKAN
↑ベル部分のロゴ

  2nd.Cylinderに刻印されているロゴはどう見てもTOKAN!(残念ながらNの文字は確認できないが…)YAMATOKANGAKKIってTOKANの子会社?
  TOKANCONDORなんかに比べても、楽器自体の作りは良さそうだったが、バルブオイル注して吹いてみると、音程が安定しない。(自分の技量はさておいて、『アタリが悪い』ってこと。PCの機器がうまく動かなくて、原因が分からないときなんかに、よく『相性の問題』 って使うけど、ここでも使えるのかも。マウスピース替えてもダメっぽいけどね)
  TOKANのいくつかのトランペットも吹いてきたが、その中でも一番扱いにくい。多分、この楽器を最初に与えられてたら、自分は今、トランペットは吹いてない気がする。そういう意味では、上級者向き?(上級者が好んでこの楽器を選ぶとも思わないが…)

cylinder

↑寿司桶内で洗浄

  ともあれ、最初だし分解掃除。自分は風呂上がりの残り湯を使う。もう何年前か覚えてもないが、母に、
「要らなくなったタライとかある?」って聞いたら、
「ちょっと待って」って言われて、
「これやったらええよ」って、古い寿司桶を出してきた。
「じゃあ、もらって帰る」って、持って帰って、今まで愛用してる。(少し水が漏れたから、隙間を接着剤でメジ止めした)
  まず、これにふろの残り湯と台所の中性洗剤を適量加えて、洗い始めるのが常。(桶は木製だから柔らかいし、気に入ってる。少々管とかが当たっても、ダメージは少ないしね。水漏れしなければ文句なしやけどね)

cylinder

↑バスタブ内で入浴?

  すすぎは、バスタブ。洗った後、順につけていく。ただ、ピストン部については別で、中性洗剤入れた桶で洗って、すぐにバスタブで濯いで、取り出して干しておく。付属しているネル生地を濡らさないために。
  本体は、最後に桶に残ったぬるま湯&洗剤を全てかけ流して、バスタブに浸ける。あとは、はじめに浸けたものから順に取り出して、タオル上に並べていく。(干していく)

Decomposition

↑脱衣所にタオルを置いて並べた

  まあ、『干していく』とは言っても乾くまで待つ訳ではないけどね。少し濡れた状態で、管内の掃除。ガーゼ等を使って、拭いたあと、スライドグリスやバルブオイルを塗って、組み立てて、終わり!

※ これによって生じる、いかなる不利益も補償いたしませんので、トライされる方は自己責任でお願いします。
(Jun. '25)
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