先日、TANABEというメーカーのトランペットをgetした。最近、日本製の古いトランペットに興味を持って、入手し、いろいろと試している。 ↑getしたタナベ・トランペット(Side) 実は、かつてTANABEというメーカーがあったことは知ってたが、その『田邊楽器』については、日本の古い楽器メーカーであるということ以外は、詳しく知らなかった。そこで、AIに聞いてみた。 ←タナベ・トランペット(Front) 「田邊楽器製作所のことについて教えて」 【Copilot】 田邊楽器製作所(田邉管楽器製作所)は、1896年(明治29年)に創設された日本の老舗楽器メーカーです。特にトランペットやコルネットなどの管楽器で知られていました。1955年(昭和30年)に生産を終了しましたが、その楽器は今でもビンテージとして高く評価されています。 田邊楽器製作所の楽器は、細部まで丁寧に作られており、製造にかかわった人々の熱意が感じられます。例えば、トランペットには鳥のマークがあり、製造番号や型式メーカー名がないものもあります。 田邊楽器製作所の楽器は、今でもリペアや販売が行われており、ビンテージ楽器としての価値が認められています。 他に知りたいことがあれば教えてくださいね。 う〜ん…。勉強になる!でも、『鳥のマーク』って何なん? 自分とこのトランペットにもシリンダーやベルの所に、ロゴやマークがあることは確認できたが、『鳥のマーク』は見当たらない。 ↑TANABE Trumpetのシリンダー部 2nd.シリンダーの下部にLOGOのようなMarkは確認できたが、 (これが鳥?いや、TANABEの頭文字のT≠ゥB≠たりの文字をアレンジしてるっぽく見えるし、どう見ても鳥には…) ↑2nd.シリンダー下部(ロゴ部分)の拡大 ロゴ部分を拡大してみると、上のようになる。やはり、どう見ても鳥には見えない。 ベル部分のロゴについても同様に鳥は居そうもない。仕方がないので、Copilotに再度聞いてみた。 ←ベル部分のロゴ 「田邊楽器製作所のトランペットの鳥のマークって何」 【Copilot】 田邊楽器製作所のトランペットにある鳥のマークは、製造者のシンボルとして使われていたものです。田邊楽器製作所は1955年に生産を終了しており、現在では非常に希少な楽器となっています@。この鳥のマークは、製造番号や型式メーカー名が記載されていないため、特に興味深い特徴の一つです@。 田邊楽器製作所のトランペットは、その技術の高さと製造にかかわった人々の熱意が感じられる丁寧な作りが特徴です@。この鳥のマークは、楽器の歴史と製造者の誇りを象徴していると言えるでしょう。 興味深いですね!他にも知りたいことがあれば教えてください。 @www.tsunagarubox.net あった!なんとオクユカシイ…。Copilotの示すリンク先に鳥が居たのだ! ピストンについては以下の通り。 ↑1st.ピストンを引き上げたピストン部分 形状は上バネ式の上フェルト(ピストンボタンの下にフェルトがある)、ピストンの軸部には、1,2,3の番号が振られていて、シリンダーの方にも同様に刻印されている。 ↑上方から見たピストン部分 ピストンボタンは凹んでいて、何の違和感もなく使える。(ボタンや蓋はヤマハなどと同じ『ギザギザ加工』で、ま、これも普通) ←ピストンとシリンダー部分 楽器の大きさも普通だが、特徴的なのは、今はあまり見かけることのない、主管(チューニング管)側のアーチ状の支柱。(最初の写真で確認できる)この支柱の形状が演奏に影響を与えない訳はないが、どういう影響が及ぼされるのかは分からない。 あと、余談にはなるが、AIで調べるとき、実はChatGPTも使ってみた。 「田邊楽器製作所のことについて教えて」 【ChatGPT】 田邊楽器製作所(たなべがっきせいさくしょ)は、主に弦楽器の製作を手掛ける日本の楽器メーカーです。この会社は、特にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロといった弦楽器の製造において高い評価を受けています。 田邊楽器製作所の特徴としては、職人の手による丁寧な製作過程にこだわり、品質の高さに定評があります。特に、楽器の音色や響きに関しては非常に繊細な調整が施され、使用者からの満足度が高いことが知られています。また、クラシック音楽の演奏家からも信頼される楽器を提供しているため、音楽業界での評価も高いです。 その他、楽器の修理や調整も行っており、長年の経験に裏打ちされた技術力が光ります。 もし具体的な製品や歴史に関心があれば、さらに詳しい情報をお伝えできます! お言葉に甘えて、 「田邊楽器製作所の作ったトランペットのことについて教えて」 【ChatGPT】 田邊楽器製作所が手掛けたトランペットについての情報は、あまり多く公開されていないため、少し珍しいケースです。田邊楽器製作所は元々弦楽器の製作を主な業務としており、トランペットや他の金管楽器の製造にはあまり力を入れていないと思われます。 ただし、もし田邊楽器製作所がトランペットを製造したという事実があれば、それはおそらく特別なプロジェクトや、非常に限定的な製作だった可能性があります。こうした楽器メーカーが他の種類の楽器を製作することは、時折あることです。特に、トランペットのような金管楽器は、木管や弦楽器とは異なる製作技術が求められるため、田邊楽器製作所がどのようなアプローチを取ったのかは、さらに調査や詳細な情報が必要です。 もし特定のトランペットモデルや、田邊楽器製作所によるトランペット製作に関する具体的な情報をお持ちであれば、それについてさらに深掘りすることもできます。 う〜ん、知りたかったことは無いんだけど…。それにしても同じ質問でも、AIによって答えはかなり異なるね。自分はCopilot派かな。 最後に使ってて、市販のマウスピースをLeadPipeにセットした時、『カタカタ』とする(どうも古いトランペットはそういった傾向がある…)ので、補正した。 ↑リードパイプの先:補正前(左)と補正後(右) Leadpipe(Mouthpipe)の補正については、前述したとおりで、前のは分かり易いと思うけど、今回のは違いは分からないかも…。(左右の色が違うのは撮影時間の違い) ←リードパイプの先 Leadpipeの先には、『K』と『NO2』の文字が刻印されている。(機種?Schilkeなんかは、ここら辺にB5とか記してる)上の第2シリンダー中央部にも『39』の番号が刻印されていたし、いずれも何を意図するものなのか、自分には分からない。 演奏してみると特にwaterkey辺りから息が漏れてる訳でもなさそうなのに、鳴りはイマイチ。これ持って演奏会なんかに行く気になれない。古い楽器で比較すると、 コンドル・トランペット1or2の方が、音の切れや鳴りも良いので、もっとお薦めできる。 せっかく推奨してくれたCopilotには悪いが、学生時代に使ってたNIKKAN TR-134の方が、自分としてはもっといい感じで演奏できそうだ。(コンドルやTR-134と比べても、作りはこちらの方が高級っぽいから、価格もこっちが高かったんだろうけどね) ま、イマイチなのはこの個体だけかもしれないが…。 (Jan. '25)