Schilke 6A4A & GALAX Edge Effector【MEDIUM】
シルキー 6A4Aの標準マウスとメガトーン&エッジエフェクター装着画像
マウスピースは二本ともSchilke 6A4Aで、銀メッキの方は標準タイプ、金メッキの方はメガトーンタイプ。
シルキー 6A4Aの銀メッキの標準マウス(左)と金メッキのメガトーン(右)
どちらも高音域が出し易いマウスだ。(メガトーンの方にはEdge Effectorは装着できない。というよりエッジ・エフェクター 【ULTRA】をすでに装着したような
形状だし、装着する必要もない!)
ここではEdge Effectorの効果を調べてるのだから、標準タイプの6A4Aを、そのままTpにつけて吹いた後、Effectorを同じマウスにつけて吹き比べてみた。やはり違う。
振動数を同じにして(同じ高さの音を出して)、入口(マウスピースのEffectorを取り付けるあたり)と出口(ベルあたり)で振幅を測定(数値化)できるような装置があれば、
Effectoの効果の有無は(どちらになるにしても)示せると思うが、無い。できることは、同じ高さの音を同じくらいの大きさで出して、指でマウスピースのEffectorを取り付けるあたりと、
取り付けたEffectorを、それぞれ触りながら調べる程度のこと。
分かったことは、高音ではどちらもあまり振動は感じられない(指如きの鈍いセンサーでは分からない…)が、低音域の音でやると、確かにEffectorを付けない生マウスの方がたくさん振動していた。(振幅大)
同じエネルギーの波動をマウスピース辺りで生じさせた時、生マウスでは、そのエネルギーの一部がマウスピース自体から外部に出てることは確かで、Effector取り付けマウスでは、
マウスピース自体から出ていくエネルギー(エネルギーロス)が少ないかもしれないのだ。(質量の大きくなったEffector付きマウスを振動させるためには、より大きなエネルギーを必要とするので
『エネルギーロスはさほど違わない』といった見方もできるが…)
あと、振動数(音の高低)によって、外部に出てくる振幅が違ってくるのは、Effectorの厚み等の形状によるものだろう。レンズの表面にするコーティングによって、UVをカットするには、コーティングの厚みを適当なもの(約20ミクロン)にして
やることと原理は同じ。(光波は横波で、音波は縦波だが波動としては似た性質もある)
まあ、正確なことは『それなりの費用をかけてきちんと測定をしなければ分からない』ってことだけど、同じ6A4AのSchilke MouthPieceでも、標準、標準 with Effector、メガトーンと
重さも形状も違うので、吹き心地や音抜けも違ってきて当然で、『同じ会社の同じ型番のマウスだから、当然吹き心地や音抜けも一緒!』って言い放つのは、かなり乱暴な気がする。
※ Effectorを同じマウスに長期間付けていると跡が付くことがあるので、それが嫌な方はやめとかれた方が良いです。理屈っぽくなってごめんなさい…
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