←最初はLeadpipeに固着していたMouthpiece Raw BrassのCONDORは、マウスピースが本体に固着していて抜けない状態だった。(写真は抜けるようになった状態のもの)その時はじめにやったことは、マウスを回してみること。 (回った!)マウスの上の方を手で左に回してみると、普通の力で回ったので、そのまま抜けるんじゃないかと思ったが、よく見ると回っていたのはマウスピースの上部だけだった。それもある程度回すとそこで止まる。 (上部だけ交換できるの?)もし、上部を外したとしても、交換できる部品は無いし、壊れてしまったら、もっと厄介な話になるから、ペンチやプライヤーを使って強引に外そうとは思わなかった。 下の写真が、上部が外れそうなマウスピースの拡大写真で、右側が普通の力で回せるとこまで回した写真。 ↑TOKAN Mouthpiece(回す前:左)と(回した後:右) 右側の写真の白い部分は、普通の力で回すごとに、(あるところまでは)少しずつ広がってくることから、少なくともネジ部分もあることは確かだが、せっかくの使えそうなマウスを壊してしまうリスクもあるので、無理やり回すことはやってない。 つまり、外れて2つになりそうなマウスピースの接合部分(?)を外してないということだが、『外したらその部分はどうなっているのか』また『どんなパーツがそこに接合できるのか』といった疑問はいまだに解明できていないままだ。 ↑Mouthpiece(Vincent Bach 7D:上とTOKAN:下) 上の写真はVincent Bach(SilverPlated)とTOKAN(RawBrass)のMouthpieceの長さ比較。Vincent Bach 7Dの方が少し長い。 ↑TOKAN(左)とVincent Bach(右)のMouthpieceの文字部分 TOKANと愛用のVincent Bachの 7Dの文字部分の拡大写真。TOKANは、リムの下側がかなり幅広く、そのためか重量も大きい。ちなみに、精密デジタルスケールを使って測ってみると、TOKANは、3.189gでBachは、3.015gであったが、 手で持っても、長さの短いTOKANのMouthpieceの方が重く感じる。あと、TOKANの方のくびれ部分がかなり狭くなってるので、『スロート径も小さいんだろうな』って気がする。(これは本当はくびれ部分だけでは判断できないが…) ←TOKAN(左)とVincent Bach(右)のMouthpiece TOKANとVincent BachのMouthpieceの吹き口(blow hole)側の写真画像。前述の通り、右のVincent Bachの方が長いことは、この写真からも分かるが、スロート径の方は? もう少し拡大してみると、下のようになる。 ↑TOKAN(左)とVincent Bach(右)の吹き口側の拡大写真 見ての通りだ。BachのMouthpieceと比較して、TOKANはスロート径は小さく、息が入りにくい、カップが浅めでバイトは丸いので、高音域は出やすいが、音のアタリはイマイチ(『音が出せないことは無いけど…』って感じ。奏者の未熟さ?)。 正直、前の所有者の使ってたマウスピースがこれ1本だけだとしたら、 (よく、こんなマウスで演奏してたな…)って感じ。本体の方(Raw BrassのCONDOR)は使うことはあるにしろ、このマウスは、今の自分には合わない(使いこなせない)し、このマウスに合うように修業を積んでいく気もない。 (Jan. '25)